PEOPLE 社員を知る
事業部のさらなる成長のため
新たな市場開拓に挑戦したい。
入社のきっかけ
前職は食品の分析・検査を受託する会社で、米や小麦の残留農薬を調べていました。1日中部屋にこもって、言葉を交わす人も限られていたので、もっと人と関わる仕事がしたいと思い転職をしました。大学院で研究をしていた時に、当社の分離剤を使っていたこともあり、食品や薬品製造に関わる分離精製事業部の募集を見て応募しました。選考時の面接官の方々の造詣の深さや人柄の良さに感銘を受け、入社を決めました。
業務について
勉強会や会議への参加で基礎知識を習得
国内の食品や医薬品のメーカーへ分離剤を営業しています。私は電話やWEBを経由して寄せられるお問い合わせへの対応や、展示会で引き合いのあったお客様へのフォローを担当しています。勉強を兼ねて部内の会議や打ち合わせに同席するほか、新設の装置の試運転の立ち合いを経験することで、業務への理解が進みました。分離剤は果汁から苦味の成分を取り除いたり、ポリフェノールを抽出したりと、食品だけでもさまざまな用途で使われています。週に1度の勉強会で先輩たちと席を並べて、ベテラン社員の方に基礎から学んでいますが、とても奥が深くて興味が尽きません。いまは、展示会をきっかけに商談が始まったお客様のサンプル試験結果をまとめており、次の段階へ進むための提案を考えているところです。
仕事のやりがい
初めての受注が営業担当の喜びと自信に
分離剤の営業は単純にモノを売るのとは異なり、お客様ごとに分離精製プロセスを考える必要があります。小規模の実験で有用性を確認しながら進めるため、提案してから受注まで時間がかかります。それだけに、受注した時に感じる喜びとやりがいも大きいのです。初受注は、先輩から引き継いだ新規のお客様でした。これは先輩がお膳立てしてくれて、もう一押しで決まる状態だったのですが、受注が決まった時は嬉しかったし、営業担当として自信もつきました。まだ覚えることもたくさんあり、毎日が勉強です。化学は専攻していませんが分離剤を使っていた経験があり、結果を想定しながら条件を変えて実験を繰り返すプロセスは研究の基本であることから、大学で身に付けたスキルやノウハウは大いに役に立っています。
成功・失敗、壁の乗り越え方
苦手なメールを相手の立場で見直して克服
話すのは好きなので営業の仕事は苦になりませんが、入社したばかりの頃は電話やメールの対応に苦戦しました。話し言葉と違って、文章はちょっとしたニュアンスで印象が大きく変わってしまうことがあります。何とかしなくてはとビジネス講座を受けて基本を学び、先輩方が失敗しないようにリカバリーしてくださったおかげで、最近になってようやくメールのやり取りに慣れてきました。「自分が読んで気持ちのいい文章を送りなさい」という先輩の教えの通り、相手の立場で文面を見直すように心がけています。先輩方が気を付けてくれているので、まだ大きな失敗をしたことはありませんが、入社から1年以内に独り立ちできるように努力します。
これからの夢や目標
次のトレンドに対応して事業の成長を目指す
当社の営業は、ただモノを売るだけでなく、幅広い役割をこなす必要があります。知識も技術も必要なので大変ですが、そこが面白さでもある。直近の目標は、先輩方に学びながら製品や事業の理解を深めて、お客様の要望に対して一歩踏み込み、プラスアルファを提案できる営業です。そのうえで、5年後には先輩に追いつき、営業部のエース的な人材になりたいと考えています。社内外の研修やセミナーにも参加して、マネジメントを学んで管理職になりたいですね。分離精製事業部は、まだ大きく成長する余地があると思うので、その可能性を追求して新しい分野・業種のお客様にアプローチしていく。半導体関連産業の成長により純水の需要が増えたように、社会の変化やテクノロジーの進化にアンテナを張って、次のトレンドに対応する。私が大学で専攻していたバイオ系の分野でも何かできることがないか考えています。
1日のスケジュール
- 9:00
- メールをチェックして、当日の業務を確認。
- 9:30
- 上司とミーテイングを行い、確認事項をすり合わせ。
- 10:00
- お客様からのお問い合わせなどに対応。
- 12:00
- 会社の近くで昼食。
- 13:00
- 事業部内の勉強会に参加。
- 15:00
- 社内の会議に出席。
- 16:00
- お客様に提出する資料を作成。
- 17:45
- 翌日の準備をして退社。