PEOPLE 社員を知る
資格取得で自己研鑽に励み
10年後の事業部を担う人材に。
入社のきっかけ
私は前職ではウェルシィ事業部の協力会社で「地下水飲料化システム」の保守点検を担当していたことから、当社の事業概要については理解していました。設備のメンテナンスに携わるうちに、水処理業界に興味を持ち、仕事で接していたウェルシィ事業部の方々が親切で人柄の良さを感じたこともあって、当社への転職を志望しました。前職の経験を十分に生かしながら、営業から設計、施工、納入、メンテナンスまで全てに関わることで自分自身も大きく成長できると思い、入社を決意しました。
業務について
受注からメンテナンスまで全てに関わる
汎用装置部は既に規格化している装置の組み合わせや改造でお客様のご要望にお応えしています。私たちが扱っている純水装置は、イオン交換や膜処理などで純水を提供するもので、主な用途は、製品の原料や洗浄水、発電ボイラー、最近は水素エネルギー製造にも利用されています。比較的小規模な案件に向けた仕様になっていますが、何も手を加えずに納品できる案件は少数です。私は営業としてお客様や代理店から案件を受注し、機器選定、原価積算、見積作成、図面・書類の作成、施工管理、試運転、納入後のメンテナンスからトラブル対応まで、一気通貫で担当しています。
仕事のやりがい
納入後も深まるお客様との信頼関係
大規模なプラントや特殊な装置は、設計や施工などを分業体制で進めていきますが、汎用装置部は一人で全てに関わることができるのが特徴です。仕事の幅が広くて大変ですが、新しい知識や技術を身に付けるたびに成長の手応えを感じます。前職でメンテナンスを担当していた時に疑問を持っていたプロセス設計や装置の構造なども、業務を通じて学ぶことができます。装置は多くの場合、数十年にわたって使用されるため、私たちの仕事も装置を納入して終わりではありません。納入した後も、お客様にヒアリングしながら更新やメンテナンスの提案を行い、長い期間をかけて信頼関係を深められるのが、この仕事の面白さとやりがいです。
成功・失敗、壁の乗り越え方
不測の事態で理解した優先順位の大切さ
入社して間もない頃に、上司から仕事の優先順位について指摘を受けたことがありました。その時は言葉の意味をちゃんと理解できていませんでしたが、後日1人で現場に行って問題に直面した時に、自分の中で腑に落ちたような気がしました。現場では自分が主体となって考え、判断する必要があります。不測の事態に迅速に対応し、解決するためには適切な優先順位のもとに動かなくてはいけません。日常業務においても同様です。案件の引き合いや見積、トラブル対応など、お客様や代理店から日々依頼が届きます。どの依頼をいつまでに対応するか、という優先順位を意識してからレスポンスが早くなり、お客様からの信頼も少しずつ築けるようになったと感じています。
これからの夢や目標
現場のスキルを高めるため資格取得に挑戦
まだこの仕事に就いて2年目なので、いまは知識や技術、経験を蓄える時期です。私は文系出身で知らないことも多いので、社内の研修に積極的に参加をして自己研鑽に努めています。現場で強みを発揮するために取得したいのは、配管工事の国家資格である管工事施工管理技士2級の資格です。実務経験が必要なので時間がかかりますが、数年後の合格を目指しています。今年度は汎用装置部に新人が配属され、私が先輩として指導を担当していますが、後輩に仕事を教える難しさを感じています。しかし、あと10年経ったら、いま20代の私たちが事業の中核となります。それまでに、営業戦略の立案やチームマネジメントに携わり、事業の成長に貢献できる人材に成長したいと考えています。
1日のスケジュール
- 9:00
- 出社してメールを確認・返信。
- 9:30
- 社内外からの問い合わせに対応。
- 10:00
- お客様を訪問して打ち合わせ。
- 12:00
- 帰社して会社の近くで昼食。
- 13:00
- 見積書を作成。
- 15:00
- 打ち合わせをもとに図面作成。
- 16:00
- 書類作成ほか事務作業。
- 18:00
- 退 社。